愛知県、岐阜県で産業医をしている杉浦です。
よく聞かれるのが、通常の健康診断以外に高齢者で脳の検査、眼底検査などをした方がよいか、また、全員を対象した方がよいのか、それともリスクが高い人のみを選んだ方がよいか、です。
職種や会社の余力、また所属団体から検査のための助成金がでているかどうか、といったことから判断されるとよいと思いますが、基本的にはリスクが高い人を優先して行い、余力があればその範囲を拡げていくとよいと思います。
(検査には必ずメリットだけでなくデメリットもあるので、なんでもかんでも検査をすればよいわけでもありません)
また、高齢者でなくても高血圧や脂質異常(LDLコレステロールが高いなど)があればリスクが高くなりますので、年齢だけでなく健診結果などを活用してリスクが高い人をピックアップしてはいかがでしょうか?
例えば脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患の発症を予測できる福岡県久山町で行われた大規模な研究があります。
こちらを活用することでリスクが高い人をピックアップすることができるため、産業医にお願いしてはいかがでしょうか?(表のオレンジ色の高リスクに該当する人のみピックアップするなど)
産業医 杉浦
社員の健康管理や安全・防災意識の仕組化そして法的な対応を含めてメンタルヘルス対応経験豊富な産業医を希望されますか?
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