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高尿酸血症(による痛風)の最近の知見について学んできました

某製造業工場の専属産業医をしております杉浦です。

昨日は、高尿酸血症の最新の知見について学んできました。

尿酸値は労働安全衛生法では健診対象項目に入っていませんが、ついで?(健診会社にすすめられた?)で測定している会社が少なくありません。

高尿酸血症という名前よりも【痛風】を起こすことがある病気と言った方がなじみがあるかもしれませんね。

だから、
産業医:「尿酸値が高いですね」というと、
労働者:「あはは、痛風になっちゃいますね~」なんて笑う方もいるのですが、

実際は笑ってすませられる病気ではありません。

最近はメンタルヘルス関連のご相談が多く、多い日では一日で5名以上の方のメンタル面談(復職やフォローアップ面談)をすることもあります。
「自分はメンタルヘルス専門の産業医だったっけ??」と思うほど、メンタルヘルス面談が多いですが、

産業医としては、内科疾患の予防についても会社に貢献したいと思っています。

臨床医のように、「これ治さないとまずいよ~~」と健康を押しつけるつもりはありませんが、その状態を放置した場合の就業への影響については情報提供をし、本人の予防意識にアプローチしたいと思っています。

そのためには、常に新しい知見が見つかっていますので勉強し続ける必要があります。
(案外まじめなんです・・)

産業医
杉浦

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