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「良質な睡眠のために」研修を実施

産業医顧問先の某企業様で「良質な睡眠のために」というタイトルで90分程度の研修を行ってきました。

産業医科大学の調査によると睡眠障害がある社員の方の経済損失はひとりあたり3か月で17000円以上になります。

働く40代男女の4割以上が睡眠時間6時間未満であり(←健康リスクが増える!)です。

なんらかの睡眠障害(入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒など)があり、その影響が日中の活動を妨げる状態が3か月以上続く場合、不眠症と言いますが勤労者の2割以上が不眠症を抱えています。

睡眠障害があると、仕事上のミスの頻度が増え、集中力の低下が見られますが本人は自覚していないこともあります。

また、睡眠障害による仕事への影響だけでなく、睡眠障害や睡眠不足があると(何度もお伝えしますが、本人は不足していると思っていないし、それでミスや集中力の低下が起きていると自覚していないことも多い)

・メタボ

・生活習慣病の発症および生活習慣病の悪化

・メンタルヘルス不調

などを起こしやすくなりますので、それらによる欠勤による経済損失(アブセンティーイズム)や医療費の増加も問題となります。

このような問題が起きるにも関わらず、残念ながら日本では睡眠対策がほとんど行われていません。

健康経営の取組のひとつとして睡眠障害対策を行ってはいかがでしょうか?

研修では講義だけでは眠くなってしまうため、クイズや随時ストレッチやグループディスカッションを取り入れて楽しんでいただきました。

あとは学んだ内容や体験したことを受講した皆さんが実践されることを願っています。

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