産業医の選任を探している企業様があると紹介いただきましたので、事前にその企業様の近くの労基署に行ってきました。
労働基準監督署って一般的にどのようなイメージを持たれているのでしょう?ハローワークを併設しているところが多いため、そのイメージがあるかもしれませんね。
あるいは、「相談に行ったら何か指摘されてしまうのではないか?会社の名前を言って相談するのは嫌だ」と思う人もいるようです。実際、相談する時に企業名を隠して相談する人がそこそこいると聞いたことがあります。
産業医をしていると法律(労働安全衛生法など)の解釈で迷うことがあり、よく労基署に電話をかけます。
対応が横柄な担当者さんに当たると「イラッ」とすることはありますが、ちゃんとこちらの質問には回答してくれます。(といっても専門家ではないこともあり、「この人が言っていることは本当かなぁ」と思うこともあります)
あっ、本題から脱線しましたが、労基署は様々な相談にのってくれます。
怖いところと思わずに、会社で解決できない労働や安全面の問題があるのでしたら、一度相談に行かれてはいかがでしょうか?
よくも悪くも同じ会社にいるとその文化や考え方の枠から抜け出すことが難しくなります。同じ枠の中で考えていてもよいアイデアは浮かびにくいと思います。
そのような時は新しい視点を得るために労基署に相談に行き、他社の取組事例などを参考にされてはいかがでしょうか?
産業医 杉浦
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