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旅好き産業医ブログ

職場巡視が産業医の基本というけれど本当に大切だと気づいた話

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旅好き産業医の杉浦です。

今年は正月に札幌、女満別(網走監獄が目的)に行き、今後は下呂温泉(岐阜県)、浜松旅行、宮崎(宮崎マンゴー目的)、グアム(マイルのノウハウを駆使して、寄り道もして遊ぶ)、フィリピン(海外支援をしている知人に会いに)に行くことが決まっています。

そして、旅好きサークルの飲み会にも参加してきましたが、ドクターや歯科医師の方が何人かいました。
みなさん、忙しい中世界一周旅行に行ったり、すきを見て海外に行っているようですね。

海外旅行は苦手でしたが、今後増やしていきたいと思っています。

さて・・・
先週は2件の産業医業務がありました。

そこで気づいたことを書きます。
これから産業医活動をはじめようとおもっている先生のお役に立てればと思います。

職場巡視でどこを見るか?

事務所の職場巡視そするにあたり、こちらの本を読みました。

産業医科大学主催の夏期集中講座を受けると、下記本をもらえますが、

『まるわかり職場巡視』のほうが読みやすくまた、著者の竹田先生が、先輩医師から学んだことや巡視をしていて気づいたことなどが書いてあり、頭に入ってきやすかったです。

この本に書いてあったことで、当たり前だけど確かに大切だと思ったことがあります。

職場巡視では製品ができる過程や機器などが気になるけど、産業医は作業を見る。
人がいないところに疾病は発生しない

みたいなことが書いてありました。

そういわれると・・・

産業医科大学主催の首都圏プレミアセミナーに参加した時、
大きな工場の巡視実習があったのですが、

作業を見るというより製鉄の過程を眺めていました。
巡視の案内をしてくださった安全衛生委員の方も、
工場見学の人に説明するような製鉄プロセスの説明が多くなります。

ついついそれに聞き入ってしまい、
作業者を見るのを忘れがちでした。

それで、今回の巡視では「作業を見よう、働いている姿を見よう」とのぞみました。

まずは、嘱託産業医をさせていただいている某アミューズメントパークです。

アミューズメントパークのあの雰囲気を感じられるだけでもワクワクするのに、ジェットコースターや他アトラクションなど、裏側やバックヤードを見れるとなるとさらにワクワクしてしまいます。

ぐっとこらえて作業を見ます。
働く人の視点に立たないと見えてくるものも多いと思います。

ただ、巡視したのが平日の昼間でしたので作業を見るといっても、お客さんがたくさんいて忙しく動き回っているところは見れませんでした。

巡視は働く人の作業を見るのが基本ですから、土日やGW、夏休みなどの繁盛期にもう一度したいと思いました。

例えばチケットカウンターは、繁盛期になると4時間くらい休憩なしで座っていることもあるそうです。
時間を省略するために、ひねり動作で作業することも多いそうです。

そのようなところを見る必要がありますね。

次に伺ったのが某不動産関係の事業所です。
事務所は以前見せていただいたのですが、そちらの会社はマンションの管理業務もされています。

中には夜勤をする人もいます。
働く人の作業を見るためには、そのような時間に巡視させていただく必要もあると感じました。

もちろん、作業環境だけを見るのであれば昼間でもいいかもしれませんが、夜間には夜間ならではの仕事があるそうです。
幸い、労働災害や作業に伴う疾病はないそうですが、予防的観点から巡視をする必要があると感じました。

巡視で人間関係を築くこと

今回、マンションの管理人さんの職場を巡視させていただいた時、衛生管理者の方と一緒に行ったのですが、管理人さんが話をする時、衛生管理者さんの方ばかりを見て話をされていました。

安全管理マニュアルを見せていただいたり、仕事について教えていただいていたのですが、ずっと僕と目を合わせてもらえませんでした。(たぶん30分以上はいろいろとお話を聞いていたと思います)

初対面の人と接する時人は、「この人は信用していいのだろうか?自分にとって害がないのだろうか?」という心理を抱きます。
(J・R・ギブの4つの懸念参照)

それ以外にも、産業医の先生が来たけれど何を話していいかわからない、この人は何をしてくれる人なのかわからない
とも思っていると思います。

病院に行く場合は、自身の疾患がありますからそれが共通の話題になります。

しかし、産業医の先生と共通の話題として何を話していいかわからないと思います。

もしも巡視をしないまま、この管理人さんに僕が衛生委員会で配っている資料を送っても、読まないかもしれないし、読んでもすぐに収納されて終わりかもしれません。

しかし、このように巡視し会話をし、信頼していただければ、「あっ、あの先生の書いたものだな」と思い、資料に目を通して行動していただける可能性が上がると感じました。

しばらく、目を合わせてもくれない状況に耐えていましたが、少しずつ、

「先生、こういうこともしてくれるのですか?」

という質問もしていただけるようになりました。

「高血圧とか糖尿病などの病気を発見したり、治療するのは産業医の役割ではありません。そうではなく、仕事に関係する疾患、または仕事によって悪化する可能性のある疾患などを発見し、予防的なアドバイスをさせていただきます。
そのためには、現場の仕事を知らないといけません。そのために本日見学させてもらいました」

そうお答えすると、しっかりと僕の目を見て、

「先生、名前なんていうの?」と聞いてくれました。

現場に行き、ただ見るだけではなく話しをすること。
僕らには知りえない現場のことをお聞きするだけでなく、このような関係を築くことも巡視には必要だと感じました。

杉浦

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