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産業医学基礎研修会 夏期集中講座(三日目)2019年7月31日

夏期集中講座3日目の研修内容

1,2実習 職場巡視 窯業
3,4実習 作業環境測定
5健康管理 特殊健康診断
6総括管理 職場における健康教育の技法
7産業医活動の実際 その1
8総括管理 職場における感染症対策
9総括管理 健康経営
10総括管理 労働安全衛生マネジメントシステム
3日目のお弁当

実習は産業医の仕事のイメージがつきやすく大変勉強になりましたが、3日目の研修で特に面白かったのは、9限目、森先生の『健康経営』の講義でした。

健康経営に関するキーワード

出てきたキーワードとしては・・・
健康経営、Presenteeism、次世代ヘルスケア、日本健康会議、健康経営銘柄、健康経営優良法人、コラボヘルス、健康経営プログラム、ディフェンス的プログラム、オフェンス的プログラム、働き方改革、ワークライフバランス、ワークエンゲイジメント、自己健康管理能力(ヘルスリテラシー)・・・です。

病院で臨床医をしているだけでは、働き方改革、ワークライフバランス以外は聞きなれない言葉ですね。
まず、こういったキーワードを知れただけでも嬉しかったですし、

健康経営(企業が従業員の健康に配慮すること)は従業員の健康に貢献するだけでなく、経営面においても大きな成果が期待できるということ。
その話には衝撃を受けました。

データとしてはハーバードの研究になりますが(もちろんバイアスはありますが)、働き方改革と健康管理が正しく実施された場合は元がとれる。いや、それ以上の成果があるそうです。

体系的に健康増進を行った場合、1ドルの投資で6ドルの削減(医療費・薬剤費+休業損失)というデータを示されていました。

小倉駅南口

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