本日は愛知県医師会主催の研修に参加してきました。
講師は八事病院の奥田先生で、テーマは『アルコール依存症の予防と治療』です。
産業医先にアルコール依存症の方がいなくても
知人から「あいつアル中かもしれんから、なんとかして!」みたいな相談を受けることがあります。
治療は精神科の先生にお任せした方がいいのですが、
社員にアルコール依存症がある方がいる場合には、周りがどう関わった方がよいかについては、正しい知識をもってお伝えする必要があります。
例えば、
「ひとりにしないようにして、『今日から飲酒禁止!』と厳しく接した方がよいですか?」
と相談をされた時にデータや医学的専門的知識をもとに、お教えする必要があります。
今回の研修ではそのような具体的な対応についても学ぶことができました。
産業医は事業者と労働者の間で中立的立場に立ち、
双方にとってよりよくなるように、より満足に働かけるように
常に勉強し続ける必要がありますが、
学ぶことも好きですし、お役に立てるのが嬉しいです。
産業医
杉浦