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人生初の胃カメラを受けて少なからず緊張しました

先日、胃カメラによる胃の検査を受けてきました。

・胃カメラって受けた方がいいの?
・どれくらいの頻度で受けた方がいい?
・バリウム検査と胃カメラってどちらがいいの?

といったことをよく聞かれるので、その点についても書いておきます。

人生初の胃カメラに緊張する

胃のバリウム検査で異常を指摘されていたので、胃カメラを受けることにしました。

人には「年齢いったら、胃カメラ受けたほうがいいよ。」と言っていたくせに、自分は受けたことがありませんでした。
「おぇっ」ってなるのが嫌でしたし(年齢とともにおう吐反射は弱くなっていきます)、経鼻(けいび)内視鏡は、鼻の局所麻酔が効いてないと、鼻が痛い事があるので(しっかしと麻酔が効けば、痛みはほとんど感じませんが)、避けてきたんです。

クリニックに到着し名前を呼ばれた時には、「いよいよか・・・」と緊張しました。

今回胃カメラを受けたクリニックでは、静脈麻酔をして胃カメラを受けるためまずは点滴を受けます。
点滴の途中のルートから麻酔薬を入れることができるのと、何かあった時にすぐに対応できるように点滴をつけるのです。

ベッドに横になり、先生がパソコンの前に座って何かしていました。内視鏡をスムーズに入れるためにマウスピースをくわえ、自動血圧計を腕に巻いてもらい、血圧を測ったところまでは覚えているのですが。

「杉浦さん!」と呼ばれた時には、車いすにもたれて眠ってました。知らないうちに検査が終わってました。

患者さんに静脈麻酔をするけれど、脈麻酔を受けるのは、はじめてで一度経験してみたいと思ってたんですが、ほんと一瞬で眠れますね。

静脈麻酔をしながらの胃カメラ検査について

クリニック・病院によって静脈麻酔を使わないところもあります。薬を使うリスクはゼロにはできませんし、人によっては静脈麻酔を使えない患者さんもいます。
もしも胃カメラが怖くて、できるだけ痛くないように受けたいなら、【地域名 胃カメラ 静脈麻酔】で検索すると見つけやすいと思います。
見つけたら電話で、飲んでいる薬や病名などを伝えた上で、静脈麻酔を使って検査が受けられるか確認してくださいね。

胃カメラで静脈麻酔を併用するメリット

痛みがない、眠っている間に終わるといったメリットもありますが、今回使ってもらったドルミカムという薬剤は健忘が起こることがあります。もしも麻酔を体に入れられてうとうとしながらも目が覚めていたとしても、受けている間のこととか、カメラが入ってきた時の不安や恐怖とかを忘れることができるんですね(個人差はあります)

手術前にもこの効果を狙って、同じ種類の薬を使う麻酔科医もいます。手術前って緊張するし不安ですよね。
麻酔科医や手術を担当する先生がしっかりと術前の説明をすることで不安はかなり軽減すると思いますが、それでも、お腹を切られるとか想像すると不安になることもあると思います。

そんな時、その不安を軽減したり、不安を感じたことも忘れることができる薬を使います。(効果には個人差があります)
僕に麻酔を教えてくれた先生からは、「不安も痛みもできる限りとるのが麻酔科医の仕事だ」という考え方を学びました。

痛みや不安が強くて、「二度と経験したくない」といって検査や治療を受けなくなる人がいるので、それならば痛みも不安もできる限りとった方がいいと思います。

胃カメラを受けた結果・・・

ピロリ菌がいることはわかっていて、慢性胃炎っぽい症状がずっと続いていたのですが、やはり慢性胃炎でした。

胃カメラや胃バリウム検査でよく質問されること

胃カメラや胃バリウム検査って受けた方がいい?

サラリーマンの場合、会社の健康診断でバリウム検査もやってくれるところがありますよね。でも自営業や小さな会社だと、バリウム検査をしないところもあるし、そもそも健康診断を受けてない人もいますね。

健康診断についてはこちらを参照してください。